タッチパネル導入事例

タッチパネルを現場に導入した事例を今回はとりあげます。
●背景
日々の実績は事務所で確実に入力している。
しかし、タイムリーではない。
「今」の状況を知りたい。
また、現場に伝えたい。
現場が親方に言われなくても自ら情報を確認し、動けるようになってもらいたい。

そして工程間にある滞留在庫をすみやかに次工程や外注や出荷につなげられるようにしたい。
事務所でしか分からなかった状況を現場で見えるようにする。
ただ、見えるようにしたいが「簡単に」が大前提である。

以下にその時の内容を記載します。

●簡単にを実現する為に 予定の確認をする
実績を入力する
加工情報がわかる
過去の不具合情報がわかる(気づく)
受注残がわかる

上記にあげた内容、それぞれのあたまに「簡単に」をつけて実現できるように検討しました。

検討した選択肢
1.TPiCS標準画面
 TPiCSは標準機能で画面レイアウトを変更する機能があります。
 その機能を使用し表示面で簡単にすることが出来ます。
 しかし結局はTPiCSの機能を覚えてもらう必要があります。
 (慣れれば良いのですが少しハードルが高い)
2.ハンディーターミナルを使用
 バーコードを使用して生産実績を入力する。
 簡単さを実現は出来るが進捗状況や過去の不具合情報などをみる為には画面が
 小さい事がネックとなりました。
3.タッチパネルを使用
 実績入力画面や進捗把握でも表示量などに問題がなく簡単にしかも見やすくする
 事が可能でした。
 ただ置き場所が必要になってくる。(これは1を選択しても同じです)

目的は簡単に現場で自ら情報を確認し、実績を入力してもらう事なので3の
タッチパネルを採用する事になりました。

●「はやく」を実現する為に
 モノが出来上がったタイミングに現場が自ら実績を入力し、次工程へモノと情報を
 渡すようにする。
 事務所に指示書が返ってきてからの実績と比べて格段にはやくなる。
 (今回は書きませんが得意先から受注が送られてきた際にマスターを簡単に
  速く登録したいというのにも対応するようにしました。)

●画面レイアウトの悩み
 ・作業予定は何がある?
 ・自分の工程予定では寸法を表示したい
 ・自分の前工程在庫はそろっている?
 ・どの工程まで進んでいる?
 ・過去の不具合情報があることをわかるようにしたい
 ・この品物はどんなモノ?
悩みはつきませんでした。
画面レイアウトは好みもありますので一旦、決めてやってみることとなりました。
実際に動くようになると
「こうなれば良いなぁ~」から
「これが出来るようにならない?」そして
「やっぱこの機能はいらんなぁ」などと意見がどんどんでてくるようになりました。
やっぱりシンプルなのが一番なんでしょう。
(画像サンプルなどはおってアップしていきます。)

●効果
 「現場では予定が見える。」
 「自分よりも前の状況がわかるようになる。」
 「得意先からの質問に対して事務所ではなく、工場内で製番を検索し
  進捗を確認することができる。」
 「自分の後工程が何かを把握できるようになった。」
 「把握できるので次の人がやりやすいようにモノを運ぶようになった。」
 「滞留時間の短縮につながった。」

 上記とは別に以下のような効果もあった。
 材料が入荷しており、自分の加工予定が分かっている。
 当然、仕事を取りかかりたいと思う。
 しかし前工程の状況が入荷済みで無ければ着手する事ができない。
 事務所は材料の入荷や外注加工の入荷が終わっているにも関わらずシステムに
 反映していなければ工場からの督促を受けることになってしまう。
 今までは後回しでも良かった事ができなくなり、事務所の方の入力スピードも
 「はやく」なった。


作業予定確認(タッチパネル)

sagyou_yotei_01.jpg
sagyou_yotei_02.png
11-1.jpg自工程に対する予定が状況と一緒に表示されています。
maru_peke.jpg

在庫確認(タッチパネル)

作業予定リストで「X」表示されていたモノの状況を確認したい。
zaiko_hyouji.jpg

作業開始(タッチパネル)

chakusyu_01.jpg